つばた英子さんの「きのう、きょう、あした。」
2017年 11月 27日
でも、その時は違う本を買う目的だったので、悩んだ末に買わずに帰って来た。
飛びあがりたくなるほど嬉しくなって、今回は迷わず購入。
それまで、何度か探しに来ていたのですが、まだここには入っていなかったのです。
ドキュメント映画「人生フルーツ」を見た方はいっぱいいると思いますが、ご主人の亡くなった
あとの英子さんはどうしているのかな~?と時々気になっていました。
違う出版社から出ていた「ふたりから ひとり」は、殆ど映画と同時進行で本屋さんにも置いて
あったからすぐ買って読んでいたけれど、亡くなった前後の事が中心でした。
「89歳、初めてのひとり暮らし。新しい菜園生活の始まりです。」と本の帯の文字を
読んで熱くなりました。
ひとりでも野菜作り再開したんだ~前は一日2時間していた畑仕事も、今は疲れるから1時間だけ
にしたと書いてありましたが、やっぱり偉いなぁと感激しました。
頑張っている先達がいると思うだけでも、心強いです。
ご主人が亡くなってからは空しくて、何にもしたくない時期があったそうです。
「今まで誰かのために生きていたから、その相手がいなくなると寂しいというより虚しい」
と英子さん。
でも、これではいけないと、朝起きたら1時間だけ畑仕事をするようになったら、また靴下を
編もうか~と新たな意欲を持つようになったそうです。
「手間ひま惜しんだら、もう寝たきりよ」
手足を動かしているから私は、元気だと思うと言い切る89歳の笑顔が清々しく思えました。
お洒落に生きがいを求めるのもいい、あちこち旅行をするのもいいし、趣味に生きるのも
それは、それでいいと思うけれど、私もやっぱり暮らしを中心に生きるのが好き。
全部は真似できないけど…こんな風に老いていきたいな~としみじみと感じたものです。
なんか、この記事を読んで胸がじーんとしました。
たぶん私には無理だと思いますが、本を読んでみたいと
思えました。
私は他の人の為に生きている感が強いので、一人になったら
終わりだなと常々考えていましたので今から心持ちを変えられたらと思います。
人は何かに夢中に成る目的があれば元気で居られるのかも
知れませんが年齢が行くとともに投げやりに成り勝ちですが
89歳にして畑とは凄いです
育てるって楽しめますよね!
簡単な事をじっくり時間を掛けて・・・
私にはできない芸当ですが、エッセンスを絶対に
取り入れたいです、以前に一度ドキュメントを見た
事があります、ターシャに憧れていた時の気持ちが
よみがえりました♪
1日1時間でも庭仕事、これは学びたいです。
よい本の紹介ありがとうございます!
本は、全部で5冊出ているうちの一番新しい本です。
前に出た「ときをためる暮らし」や「きらりと、おしゃれ」も読みごたえがありました。
どちらかというと、こちらは写真が中心の絵本のような
感覚の本です。