カテゴリ:読書( 13 )

つばた英子さんの「きのう、きょう、あした。」

この間、新札幌の紀野国屋さんに本を買いに行って、つばた英子さんの新しい本を見つけた。
でも、その時は違う本を買う目的だったので、悩んだ末に買わずに帰って来た。

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一昨日、生協に行ったとき平積みで置いてある「きのう、きょう、あした。」を見つけた時は
飛びあがりたくなるほど嬉しくなって、今回は迷わず購入。

それまで、何度か探しに来ていたのですが、まだここには入っていなかったのです。



ドキュメント映画「人生フルーツ」を見た方はいっぱいいると思いますが、ご主人の亡くなった
あとの英子さんはどうしているのかな~?と時々気になっていました。

違う出版社から出ていた「ふたりから ひとり」は、殆ど映画と同時進行で本屋さんにも置いて
あったからすぐ買って読んでいたけれど、亡くなった前後の事が中心でした。

「89歳、初めてのひとり暮らし。新しい菜園生活の始まりです。」と本の帯の文字を
読んで熱くなりました。

ひとりでも野菜作り再開したんだ~前は一日2時間していた畑仕事も、今は疲れるから1時間だけ
にしたと書いてありましたが、やっぱり偉いなぁと感激しました。

頑張っている先達がいると思うだけでも、心強いです。

ご主人が亡くなってからは空しくて、何にもしたくない時期があったそうです。
「今まで誰かのために生きていたから、その相手がいなくなると寂しいというより虚しい」
と英子さん。

でも、これではいけないと、朝起きたら1時間だけ畑仕事をするようになったら、また靴下を
編もうか~と新たな意欲を持つようになったそうです。

「手間ひま惜しんだら、もう寝たきりよ」
手足を動かしているから私は、元気だと思うと言い切る89歳の笑顔が清々しく思えました。

お洒落に生きがいを求めるのもいい、あちこち旅行をするのもいいし、趣味に生きるのも
それは、それでいいと思うけれど、私もやっぱり暮らしを中心に生きるのが好き。

全部は真似できないけど…こんな風に老いていきたいな~としみじみと感じたものです。



ふたりからひとり ~ときをためる暮らし それから~

つばた 英子,つばた しゅういち/自然食通信社

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ひでこさんのたからもの。

つばた 英子,つばた しゅういち/主婦と生活社

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by miqu_7cd | 2017-11-27 06:22 | 読書

雨の日は、嬉しい~「読書日和」

朝から雨が降っていますヽ(^o^)丿、草取りもしなくていいし、花や野菜の水やりもしなくていい。
今日は、気分は読書三昧だ~とうきうきしてしまいます。

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どなたかのブログで拝見してたので、本屋さんで見つけた時は迷わず買いました。
一度読んだのですが、今日はもっとじっくり読んでみようと思います。




タミ先生は、九州地方で活躍する料理家で92歳、故・江上トミ先生の愛弟子だった方です。
(江上トミさんは、日本の料理研究家の草分けとしての存在でした)

初めはフランス料理を教えていたそうですが、料理関係者がバタバタ病気で倒れるのを目にして、
「命を支えるための食」に携わる方が「なぜ?」という疑問をわいて、
考えた末に「伝統的な日本の家庭料理」へ指導を転換したそうです。


初めて読んだとき、私って雑に暮らしているんだな~と恥ずかしくなりました。

献立は、気候と体調に合わせて、気圧の谷に食べる物~なんて考えたこともありませんでした。

素材を大事に・・・・割に考えている方と思っていましたが、これも落第。



「料理は科学。食材が教えてくれる自然の(ことわり・理)がわかってくると料理は自由になって
おもしろくなってきます。」そっか~という程度。

でも、この言葉がず~しんと響きました。↓

老いる暇をつくらない
「からだは、年齢相応に弱ってきますが、好奇心は老いるものではありません。
世間の型に自分をはめなくていいの。」

ベトナムのでこぼこ田舎道をびゅんびゅん飛ばして走るバイクの後ろに乗って魚醤を
見に行ったのが、タミ先生77歳の時。

わぁ~これは、私には到底真似できませんが~(笑)

夏バテで、長い間食欲不振で、食べたくて作っても、食べる時になるとほとんど
食べたくないという状態でした。

食べないから身体がこわい、身体がこわいと意欲がわかない。
意欲がわかないから何もしたくない。


涼しくなってきたせいか、この頃やっと美味しいと感じる日も出て来ました。
食で得られる健康は、常に考えていきたいと、あらためて思いました。

迷いや悩みがあるときも、この本を開いてみてください。
ふと心に触れるタミ先生の「ほんとう」の言葉が生きる力につながるお守りになるはずですよ。
と、表紙カバーの裏に書いてありました。

いい本にであったなぁ~と思います。
食べる事って大事ですね~。


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by miqu_7cd | 2017-08-22 07:15 | 読書

西本喜美子さんの「ひとりじゃなかよ」

本屋さんで何気なく手に取って見たけど~ちょっと迷って買わないで来た本「ひとりじゃなかよ」。


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この間、また本屋さんに行ったとき、又手に取って~今度は、とうとう買って来ました。
最初にめくった1ページ目の言葉に魅かれ、心に残っていたからです。



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72才で初めてカメラに触れたという88歳のおばあちゃん。
それまでカメラに触れたこともなかったのに、お友達に半ば強引に誘われて通いだした
写真塾~それが72歳だったそうです。



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でも、この本に紹介されている写真は、ユニークでユーモアがあって驚きました。

まだまだ撮りたいものがあるのに「写真が撮れなくなったらどうしよう?」と腰を悪くして
落ち込んだときもあったようですが~行きついた末に「室内で自撮り」すればいいという
発想の転換で上の写真になりました。

そんな写真を撮っていたら、後ろにご主人が呆然とした顔で立っていて、しばらく口を
聞いてもらえなかったとか。(笑)

お茶目な人柄が伝わるような写真もあるけれど、鋭い感覚の前衛的な写真もあったり、
その視点が88歳とは思えない、わぁ~としか言いようない感動を覚えました。

ブログ巡りをしていると、どうしたらこんな写真が撮れるのかな~?と思う素晴らしい
写真と沢山出会いますが、それとは違う衝撃を覚えました。

写真と一緒に添えられている熊本弁が、直接語りかけられたように暖かく、しんみりと
伝わってくるようで心地よい。

人生経験もユニークですが、与えられた境遇にきちんと向き合い、いろんなものに対して
視線が優しい。



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私は、カメラを持ったのは割と早く高校生の時で、その頃は自分のカメラを持つ
友人はほとんどいませんでした。

いい写真を撮りたいとか、感動を呼ぶ写真を撮りたいとかの気持ちは全然なくて~
どこか出かけた時の記念写真で満足していました。

それが、ホームページやブログを始めると、いい写真だな~と思える写し手さんが
たくさんいるのに気がついて、私もと思った時期もありました。

でも、記録写真でいいや~と開き直ったものの、やはり心の隅で写真を勉強したい
という思いを押し込んでいる自分にも気がついていました。

この本を手にして、写真が好きなら好きな方法で撮ればいい~教室に行くのも
いいけれど、今できることをすればいいことに気がつかされました。

何か写真の師匠に出会ったような嬉しさを覚えて、毎日のようにこの本をめくっています。




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by miqu_7cd | 2017-06-25 06:23 | 読書

キラリと、おしゃれ

この本を一番先に読んでいたら~お手本にしたいと憧れていたかな~?と思ってしまいました。

それほど英子さんは、育ちも背景も学んできたことも知的さも行動力も私から見たらすごい方
でした。

最初に読んだ「あしたも、こはるびより。」に書いてあった、学校が嫌いで勉強が苦手の英子さん、
と紹介されていたことを鵜呑みにしていました。(笑)

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この本は、「津端英子/津端修一」さんご夫婦の最初に出された本です。

今回映画「人生フルーツ」で話題になったために増版されたようですが~写真もなく
活字だけでお二人の哲学が込められていて、私から見たら遠い存在のご夫婦でした。

先に読んだ「あしたも、こはるびより。」は、写真がたくさんあって、眺めているだけでも
楽しいものでした~だから身近に感じ、こんな暮らしがしたいなと憧れたのでしょう。

「何でも楽しくなければダメ」という修一さんの口癖が本を通して励ましてくれている
ようで、暮らしを愉しむ生き方をしたいと思うようになった私。

普通のおばあちゃんとおじいちゃんの手造りの暮らしという面が強く正面にあったので、
すっかり私はお二人の暮らしに憧れてしまいました。

次に読んだ「ときをためる暮らし」と「ひでこさんのたからもの」、そして「ふたりからひとり」
と順繰りに何度も読み返し、こんな風に老いていきたいな~と余計心の支えにしていました。

でも、「キラリと、おしゃれ」は、英子さん&修一さんの育ちの背景~ご両親の生き方、家系の
歴史も背景にあり、簡単に憧れ真似できることでないと読みながら感じました。

いろいろな偉人のことばも散りばめてある「キラリと、おしゃれ」、最後に読んで良かったな、
というのが偽らずの感想でした。

お二人の全部の本から感じ取られる優しさと「いいところだけ見る」「楽しい事だけ考える」、
食は命を作ることだから食を大切にする。

土地は借り物、次の世代に渡すものだから、丁寧に扱う。


つらいこともありますよ。でも、それを受け入れて、いいように考える。

いいことばかり考えて、実際よくなってきたから。悪く考えたらだめだと思って、
素直に受け入れるの。
「ふたりからひとり」より。


修一さんにお金の苦労を散々させられたのに恨みを持たないで添って生きてきた
英子さんの笑顔は美しい。

学びたいと強く思いましたが~弱虫の私に出来るかどうか?



「キラリと、おしゃれ」は、老いてますます美しくなる暮らしを求めたご夫婦の
晩年の寄り添う姿の記録でした。



半年だけでも野菜を作り、土を良くするためにクズ野菜やだしをとった昆布をコンポストに
入れて堆肥をつくる。(手入れは夫に任せきりだけど。)

梅干しと味噌作り(梅や大豆も作れたらな~と英子さん的な発想になって来てますが~
これは無理だと諦めています)…かなり暮らしの影響は受けています。

お二人の生き方と笑顔は、やっぱりすてきだなぁ~と、本をまた読みかえして励ましてもらっています。

お二人の本は、私の宝物になりそうです。




あしたも、こはるびより。: 83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。

つばた 英子 /主婦と生活社

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ききがたり ときをためる暮らし

つばた 英子 /自然食通信社

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ひでこさんのたからもの。

つばた 英子,つばた しゅういち/主婦と生活社

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ふたりからひとり ~ときをためる暮らし それから~

つばた 英子,つばた しゅういち/自然食通信社

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by miqu_7cd | 2017-05-07 06:21 | 読書

わっ~同じ気持ち…

本屋さんでこの本を見て、思わず手に取って、そく購入してしまった!
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まるで私の気持ちを代弁してくれてるように感じた。

この間も年の事を書いたから、そんなに年の事気にしているの~?と
言われそうだけど…気にしていないと言えばうそになる。(笑)

40歳から50歳、50歳から60歳へなる時もいろいろ葛藤はあったけど、
過ぎてみれば素直な気持ちで受け入れていた。

でも、70歳は違うんだな~。
社会的にも、役にたたない老婆というグループに押し込まれた感じがするのだ。

ほら、新聞記事~70歳の老婆が事故にあって…どうして70歳の女性と書かないの?と
私は、いつも文句を言っている。

松原惇子さんは「女が家を買うとき」「クロワッサン症候群」「ひとりの老後はこわくない」
「老後ひとりぽっち」「ひとりで長生きしても幸せ」などを書いた方で、雑誌などで記事を
読んだことはあるけれど、これらの本は読んだことがない。

初めの言葉に~
自分の年齢が信じられない。
この間、60歳だったのに、私はもうすぐ70歳になる。
“外見は衰えても、心は衰えない。年齢なんか関係ない”と豪語しているわたしだが、
内心、穏やかでない。

ここを読んで、松原さんのように、まだ現役で仕事している方でも同じなの?と
妙に嬉しくなってしまった。私たちは同じ1947年生まれ。

趣味も多く、50歳くらいからバレエを始め20年以上続いているそうだが、
3年前からシャンソンも始めた、見るからに柔らかそうな雰囲気の方である。

いろいろな方々の生き方を紹介しながら、自分はどうしたらいいか?と考えた結果が、
「これからは、自分を喜ばすために時間を使おう」だそうだ。

仕事に趣味、それに海外へも気軽に行く、私とはちがう世界に生きる人でも
同じような思いを抱くことに、呆気に取られながらも妙に安心した。

今までは、孫たちが幼いので娘たちの手助けを優先してきたが~今年から
それぞれが保育所や幼稚園に通いだす。

ただ漫然と時間を過ごさないで、何か実のなるもを見つけたいな~と思うけど、
93歳の姑の事が頭を横切る。

まぁ~今年は助走期間と思って、ゆっくり考えようと思った。

ゆっくり考えていたら、あっという間に時はすぎていくのかな~と焦る気持ちもあるけれど、
今を楽しくを心掛けて、あんまり老後の事は考えないことが一番かな~?ですよね。




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by miqu_7cd | 2017-03-27 07:15 | 読書

秋のフキ

少し前の話ですが、書きたいな~と思っていましたので、今日アップしますね。

馬遅伯晶さんの「食べものが命をつなぐ ささやかな心がけで気がつけば101歳」
という本を読んでいたら、日本人は春しかフキを食べないが、中国では四季を
通じて食べ、秋が一番旨味が増すという個所があった。

うちの裏庭には、実家から持って来た京ブキが植えてあって、春に採って食べた
後も次々と芽をだし、絶えることがないので邪魔くさい~と思っていた。
フキさん、ゴメンね。

夏の終わりころ、雨上りの後草取りをしていて、フキを手に取ってみると柔らかそう。
でも、その時は、まだこの本を読んでいなかったので、時期的に食べれないと思った。

後日、この本を読んで、慌てて庭に飛んでいきましたよ~♪005.gif


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数本のフキを採り、ゆがいてから煮物にして食べましたが、フキの味はしたがやはり固い。

中国料理は強火で炒めるから、固くても美味しく感じるのかな~?とは思いましたが~
土も違うからかな~?

やはり、日本では春のフキが一番美味しいようです。

ちなみにこの馬遅伯晶さんは、中国ハルピンの実業家・遅家に生まれ日本に留学した
経験もある、結婚後日本で料理研究家として活躍している方です。

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読んでいて、成程な~?と思える個所がいっぱいあって、時々読みかえしています。

年を取って困ったなと思ったことは、まったくありません。
昔より成長したところを感じていきたいのです。
私は“老いた”のではなくて“成熟”しただけです。

ここを読んで、頭をガーンと叩かれた思いでした。

老いをマイナスと考えないで、成熟と考える~心の成熟でしょうが、
そう思うとまた視点が違って人生も面白いかしれませんね。

名前にどこかで見た記憶があるので、本箱を探して見つけました。

結婚した時、実家にあった馬遅伯晶著「独習シリーズ 中国料理」を貰ってきて、
料理の経験も浅い私が、この本を見ながら一生懸命中国料理を作ったこと~
いろいろ想い出されました。

縁て不思議ですね~こんな形で、また出会いがあるなんて。
昔の恩師に出会ったような嬉しさを感じました。




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by miqu_7cd | 2016-11-21 06:29 | 読書

こころの匙加減

新聞広告に載っていた高橋幸枝さんの「こころの匙加減」の紹介文に魅かれて、
お店を二軒回って購入しました。売れ筋なんですね!

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先生は、100歳で、まだ現役の精神科医だそうです。

淡々とした言葉で綴っているので軽く感じますが、読み返すたびに違うところで
今の私は心が暖まります。

うちの姑は今入院していて、もう退院してもいいと言われていたのですが~1週間
ほど置いてもらっていているときに読みました。

これから先の事を考えると、気が滅入いって仕方なかったのですが、この本を読み
ながら、少しだけでもこの状況を受け入れようと思うようになりました。

先生のお母様が96歳まで食事の世話をしていたそうで、晩年物忘れが多くなり~
調理で火を使うことも危うくなって、心を鬼にしてガスの元栓を閉めたというお話は、
まさに私が直面している状況と似ているのでホッとしたものです。

どこか悪いわけでなく、生活態度に問題があるので…でも、言っても聞き入れません。
相手を変える事より、自分を変えろと言いますが~しんどいな~と弱気になりがち。

頑張るより仕方ないか~と思ったもんです。070.gif



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by miqu_7cd | 2016-11-12 07:13 | 読書

こんな長寿に誰がした!

新聞に載っていた広告を見て、ひろさちやさんの「こんな長寿に誰がした」と言う本を
早速買ってしまいました。

年金だけの暮らしに突入したので、好きな本はなるべく図書館で借りるようにしている
けれど、新刊の読みたい本はやっぱり買ってしまう。

1か月の唯一の贅沢とかなんとか言い訳しながら、一番本を買っている。

節約を心掛けているけれど、我慢ばっかりだったら反動が出てしまう、と私は本だけは
買うことが多い。


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友達と会うと、「長生きして、なが~く年金をもらおうね!」を合言葉にしてきたが、
この本を読んで、そんな考えは間違っているかもしれないな、と思った。

ひろさんは、権利ばかり要求する元気老人は醜い、枯れるように老いていき、
周りの人たちに「ありがとう、ありがとう」と感謝の念を伝える老人になれ、
と言っている。

年金を減らされた~、予定額から減らされた~と文句ばっかり言っていたが、
その年金も破たんする、という不安感も最近ますます煽られている。

長生きの姑を見ていると、私はひっそりと生きて、ひっそりと死んでいきたいと
この頃思うことが多くなった。

生きる、ということは難しい。

これからもますます変化していく社会、どんなことが起きてもあわてず騒がず、
知恵を持つおばあちゃんになりたいと思う。



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書いてる言葉遣いが気になって訂正したら(編集)、ここが今月のトップになってしまいました。

去年の記事だから編集しても投稿になるんでしょうか?

ちょっと不思議なのでこのままにしておきます。
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by miqu_7cd | 2016-03-18 06:48 | 読書

アイヌの知恵~自然との共存

アイヌ刺繍を習うようになって、アイヌの人たちの手作りの暮らしに興味をだいて、
いろんな本を読み漁るようになっていた。

先日、何気なく検索で引っかかった宇梶静江さんという詩人・絵本作家という肩書に
興味を抱いて、著書「すべてを明日の糧として」をアマゾンで購入した。

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淡々と優しい語り口の文章だけど、中身は激しく生きた宇梶さんの心の叫びに触れて、
心の中をぐっとわしづかみにされたような気持ちになった。

宇梶さんの方がかなり年上だけど、私は宇梶さんと同じ町で生まれ、小学3年まで
そこで暮らしていたので、年代の隔たりがあるがアイヌの人たちの記憶がある。

口に入れ墨をしていた同級生のおばあちゃんもいた。

同級生もそのおばあちゃんもニコニコしていた顔を想い出すものの、名前ももう憶えて
いない遠い記憶。今の私には、どうしてか忘れない記憶。

宇梶さんは、差別と闘いながら、アイヌ復権の旗手としてたくましく生きてきた一生を
昔話を語るようにこの本で書いています。

北海道には、アイヌ語起源の地名が溢れています。でも、自分たちが、先に住んでいたよう
な錯覚を抱いている和人の私達。

宇梶静江さんの言葉に、
「あなたがあなたの役割を持って生まれてきたように、私には私の役割があって、アイヌに
生まれた。それは、古布絵を通じてアイヌの文化を多くの人に知ってもらうこと。
そして、いじめや差別に傷ついた心に~大丈夫。あなたはあなたのままでいい。生きている、
そのことだけで人生は素晴らしい!」
と伝えること。

「痛みを糧にして、人は強くなる。強さっていうのは力のことじゃない。大きな愛を持つことなん
だ!」 宇梶さんは、俳優の宇梶剛志さんのお母さんでもある。

自然を支配するのではなく、自然から恵みを分けてもらう~というアイヌの人々の知恵を
今を生きる私たちが学ばなければならないと、強く感じたものです。

今、アイヌの人たちは先住民族としての地位を得ているが、行政のイベントなどを見ると、
別文化として紹介してやろうみたいな嫌な感想を抱くことがある。

アイヌ伝統文化に触れると~かってこんな経験があったな~という遺伝子レベルの感動を
覚えることがある「縄文人の血が騒ぐの! (笑)」~ぜひ読んでほしい一冊です。



アイヌ刺繍の教室に通い始めて4年過ぎたけれど、最初は嫌になっても3年は続けようと
飽きっぽい性格の私が何故か大決心して始めたものだった。

刺繍そのものは、20年以上前に職場の先輩から少し教えてもらったが、先輩の習っていた
先生が亡くなったとかで、その後続かなかった。

その後、市の広報紙で一日講座があるのを知って申込み講習を受けたが、あまりの不器用さ
に自分でも呆れてしまい、そのまま完成しないで放置してしまった。

時々思い出したように未完成な刺繍をコツコツしながら~3年がかりでやっと仕上げると、
下手な針目でも嬉しくて嬉しくて~又習いたいな~と思うようになっていった。

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針目を揃えながらコツコツ、コツコツひたすら針を動かすだけの作業が、心を落ち着かせ、
心の修業のように心地いいのが不思議。

初めてアイヌ刺繍と出会って、30年近くなってからのスタートだったけれど、何だかすべてが
繫がっていたことのように思えて仕方ない、この頃です。

北海道の千歳空港に着いたら、こんな言葉で迎えられるはず。
イランカラㇷ゚テ~(アイヌ語でこんにちわ)
でもその意味は、「あなたの心にそっと触れさせて下さい」です。

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by miqu_7cd | 2015-09-24 07:11 | 読書

雨の日は、読書三昧

昨日は一日中雨で、草取りなどの庭仕事が出来ないから、何となくホッとする日だった。

春は、雪融けを待ち、ちいさな花の芽が顔だすのを発見する喜びがあるけれど、夏は
暑いのと顔や首などの肌が痒くなるので、外に出て庭仕事をするのが億劫になる。

草取りも時には無心になれて楽しい反面、義務になると結構プレッシャーになって、
嫌だな~と言う思いが強くなる。

でも、雨だから草取りしなくていいや~と思うと、嬉しくなって今日は読書三昧といこうと、
早朝からそわそわ、うきうきする自分に気がついて、私って本来怠け者かも、とも思う。

ちょうど、柴田哲孝氏の本を4冊図書館から借りてきていたので、昨日一日で2冊読んで
しまった。

「漂流者たち」と「TENGU」。

「漂流者たち」は、あの「3・11」を舞台にしたサスペンスで、私立探偵が大金を持ち逃げした
元雇われ弁護士を探すのを依頼され、東日本大震災後の被災地を追いさまよう話。

大地震発生直後、いわき市に無数の車が打ち上げられて、その中の一台の持ち主が判明。
同僚の議員秘書を殺して6000万円の大金を奪い逃亡している男だった。


読んでいて、テレビで見た津波にのみ込まれていく車、ぷかぷか浮いている車…想像を絶する
あの風景が蘇えってきた。

あの日、私は2月の末に椅子から転げて胸を打ち、ただの打撲と思って、雪かきしたり、普段は
しないのに重い荷物を持ったりしていたら、だんだん痛みがひどくなり、受診した日だった。

「胸骨を折ってるようだから、安静に」と言われ、帰宅後コルセットを着けて長いすで横になって
いた時、飛び込んできた大震災の映像だったから、よけい衝撃は大きかった。

まるで、自分が震災で胸を打ち、骨折したような気分に陥りながら、テレビを見たあの日々。

もう、4年もたつのに復興は、はかどっていない、と言う。

この本を読んでいたら、今の安倍首相の言動が、とてつもなく場違いな立場にいると感じてしまった。

そして、被災地を遠い国の事のように感じている自分も情けなくなった。

作者は、サスペンスという手法を取ながら、大震災や福島原発の事故を風化させてはいけない
というメッセージを込めているように思えてならなかった。

柴田哲孝氏は、「下山事件 最後の証言」を書いた人で、昭和24年初代国鉄総裁の下山氏が
失踪、翌日轢死体で発見された戦後史最大のミステリーと言われたのが「下山事件」である。

彼は、大叔母から「あの事件をやったのは、もしかしたら、兄さん(柴田氏の祖父)かもしれない」
と祖父の23回忌に聞かされて、この事件を身内として調べたどったのが、「最後の証言」だ。

「下山事件 最後の証言」は、59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と24回日本冒険
小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞している。

私は、この本を何度も読んでいるうち(理解できない部分がいっぱいあるから)、彼のファンに
なって小説も読むようになった。

この「漂流者たち」を読んでいたら、柴田氏は全部被災地を回って見てきたのかな~?と素朴
な疑問が横切った。

全部でないにしても、ある程度現地入りして見て回ったのなら、すごいな~と思う。

震災後は、いろんな方々がボランティアとして入って来ていたが、それも減りつつあると聞く。

補償問題も解決していないそうだが、どうなんだろうか?

私は、福島産と書いた果物や野菜を購入するぐらいだけど、あの大震災も福島原発事故も
忘れてはいけない、原発はほんとに必要な事なのかも真剣に考えないといけない、
日本人は忘れっぽい~だから、みなさん忘れないで下さいと言われているように感じました。

稚拙な表現しか出来ないけれど、あの東日本大震災は、絶対忘れてはいけない災害なのに
政治的には忘れられていくようで、怒りを覚えます。

「漂流者たち」読んでみてください。

内容は、人を殺し大金を持ち逃げした男を探す探偵と、その男を愛している女の単純な逃亡劇
ですが、何故男がお金を持ち逃げしたのか~がわかると、一寸した思いやりや平凡に生きるの
が素晴らしいと思えました。

「TENGU」は、また別の機会に~!063.gif



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漂流者たち

柴田哲孝 / 祥伝社



下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

柴田 哲孝 / 祥伝社


下山事件 暗殺者たちの夏

柴田 哲孝 / 祥伝社


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by miqu_7cd | 2015-08-19 06:32 | 読書