懐かしい声

だいぶ前、電話が鳴ったので出ると「〇〇さん~?○○です!」と言うが、同じ名前の知り合いが
2~3人いるので、思わず「えっ?」と聞き返してしまった。

でも、「アイヌ刺繍の案内状~」と返ってきたのですぐわかった!

20年以上も会っていない友人が住む名古屋で、アイヌ刺繍の先生と仲間一人の展示会がある
のでその案内状を一枚もらって出しておいたのだ。

彼女と私は、30年位も前、私の職場の先輩からアイヌ刺繍を教えてもらったことがある。

先輩の都合で教えてもらうのは数ヶ月で終わってしまったが、チジリという手法を教わったけれど、
私はそのチジリが苦手で、何となくほっとした記憶が残っていた。

「絶対行く~、まだあの時習った文様の図案も持っているんだよ。」と弾んだ声。



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同じ名古屋といっても、会場の名古屋市に住んでいる訳でないので、出すのをすごく迷ったが、
出して良かった、そして出したから彼女の懐かしい声も聴くことが出来たと嬉しくなった。

ご主人の転勤でこちらに来ていた彼女は、何年かのち転勤で札幌を去って行った。

しばらくは手紙や電話で付き合いが続いていたが、ここ20年位は年賀状だけとなっていた。

「懐かしい~イントネーションが全然変わらないね!」と言われたときは、ピンとこないで
聞き流していたが、本州に住んでいる彼女の耳には、私の言葉はやっぱり北海道弁か~と
後で気がつき、可笑しくなった。



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中心を走る黒っぽい糸はイカラリと言って、この糸刺繍だけのものをチジリと言います。
一緒にチエーンステッチなどと組み合わせて刺繍を施します。
(間違った事を書いてしまったので訂正しました)


切れ切れでもアイヌ刺繍を続けていた話をすると、「私達ずーと続けていたら、今ごろ
ベテランになっていたかも~」と彼女が言い、もしかしたらそうだったかな?と笑いあった。

アイヌ刺繍は、今では裾野が広がりあちこちで教室やワークショップなどが開かれている
が、私たちが先輩から習った頃は、和人としては早かった方だと最近書物で知った。

話が弾んで終わりがたく~「あの頃は、若かったね~」と思わず二人で言ってしまった。

アイヌ刺繍が縁で、また付き合いが復活できればいいな~と弾む気持ちが残っていたが、
見に行けたかな~?と思いつつ忙しさに紛れてはがき一枚出さないでいた。

それが、展示会が終わって帰ってきた刺繍の先生から「〇〇さんの紹介です!と書いた
メッセージが残っていたよ!」と昨日メール来たときは、嬉しくて心が熱くなった!

改めてアイヌ刺繍と出会えた事とこれから先も打ち込みたいと言う思いで一杯になった。




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by miqu_7cd | 2018-11-09 07:15 | つぶやき